- 5月 13, 2025
横浜市健康診査・特定健康診査(特定健診)、がん検診 始まっています
横浜市で行っている健診横浜市健康診査・特定健康診査が4月から始まっていることはご存じでしょうか。 ハガキや受診券などによってお手元にお知らせが届いて、ご存じの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 また健診の他に、一部自己負担が発生するものもありますが、がん検診や肝炎ウイルス検査など無料で受けられるものが多数あります。 このブログでは、当院で実施している健診・がん検診、肝炎ウイルス検査に関して紹介をさせて頂きます。
目次
特定健診・がん検診、各種検査について
横浜市で行っている健診横浜市健康診査・特定健康診査が4月から始まっています。
年に一度、生活習慣病や心電図、肝・腎機能などの異常がないか医療機関を受診し、検査を受けることができます。
ハガキや受診券などの送付によりお知らせが届き、対応している医療機関にご自身で予約を取ることで健診を受けることができます。
また健診の他にも、対象者の方であれば、がん検診や肝炎ウイルス検査なども受けることができるようになっています。
健診ではどんなことがわかるのか?
健診では、問診、医師の身体診察に加え、身長・体重、採血、採尿、心電図の検査などを実施します。
その結果から高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の早期発見や、腎臓や肝臓の機能の評価、高尿酸血症の早期発見などに役立ち、早期の治療開始に繋がります。
どんな健診・検診があるか?
横浜市が行っている健診・検診、検査には、以下のものがあります。
- 横浜市健康診査・特定健康診査:
採血や採尿、心電図などを実施。生活習慣病や心疾患などの早期発見に役立つ - がん検診:
・ 前立腺がん
・ 胃がん - 肝炎ウイルス検査
上記のうち、当院で実施しているものは、横浜市健康診査・特定健康診査、前立腺がん検診、大腸がん検診、肝炎ウイルス検査になります。
ここからは、当院で受診頂ける健診・がん検診、肝炎ウイルス検査に関して説明をさせて頂きます。
当院で行っている健診・検診及び各種検査
- 横浜市健康診査・特定健康診査(特定健診)
- がん検診
・ 大腸がん検診
・ 前立腺がん検診 - 肝炎ウイルス検査
対象者
- 横浜市健康診査
- 横浜市に住所を有する75歳以上の神奈川県後期高齢者医療制度被保険者の方横浜市に住所を有する生活保護受給者のうち40歳以上の方
- 横浜市に住所を有する中国残留邦人等支援給付制度適用の40歳以上の方
- 特定健康診査(特定健診)
- 40-74歳の横浜市国保・県内国保の方(以下、国保とする)
- 各種社会保険・県外国保組合の被扶養者(以下、社保とする)
- 大腸がん検診
- 横浜市内に住所を有する40歳以上の方(年度内に対象年齢になる方も含む)
- 前立腺がん検診
- 横浜市内に住所を有する50歳以上の男性
- 肝炎ウイルス検査
- 過去に肝炎ウイルス検査を受けていない、横浜市在住の方(年齢制限なし)
実際の検査項目
- 横浜市健康診査・特定健康診査(特定健診)
問診、身体診察、血圧、身長、体重、腹囲、採血、採尿、心電図を実施します。 - 大腸がん検診
診察後、検便容器をお渡しし、2日間の便検体を提出して頂きます。
健診と一緒に受診することも可能です。 - 前立腺がん検診
採血でPSAという項目を測定します。
健診と一緒に受診することも可能です。 - 肝炎ウイルス検査
採血でHBs抗原検査、HCV抗体検査、HCV-RNA検査という項目を測定します。
健診と一緒に受診することも可能です。
どうやって受診するか?
実施医療機関に問い合わせをし、受診を希望される健診や各種検査の予約を取ります。
当日は住所や保険者の情報がわかる保険証等と、受診券・問診票があれば持参する。
- 持参するもの
- 保険証受診券(送付されている場合に限る)問診票(送付されている場合に限る)
- クーポン券(送付されている場合に限る)
健診の前日・当日の注意点
- 前日21時以降の飲食を控える:
採血の結果に影響が出るため、水以外の飲食は控えることが必要になります。 - 直前のトイレを控え、採尿できるように注意する:
事前にトイレを済ませてしまうと、採尿ができないケースもあります。可能であれば直前のトイレは控える方が良いでしょう。 - 常用薬の情報を用意する:
常用薬を服用することに大きな制限はありませんが、問診の際に普段から飲んでいるお薬があれば正確に医師に伝えられるようにお薬手帳などを持参するようにします。
受診券・問診票及びご案内について
- 横浜市健康診査:
案内のハガキが送付される。 - 特定健康診査:
- 40-74歳の国保の方:対象の方に受診券・問診票が送付される
- 社保の方:受診券が保険者から送付される
- 大腸がん検診:
クーポン等の送付はないため、実施医療機関に問い合わせをし、予約を取る。 - 前立腺がん:
クーポン等の送付はないため、実施医療機関に問い合わせをし、予約を取る。 - 肝炎ウイルス検査:
クーポン等の送付はないため、実施医療機関に問い合わせをし、予約を取る。
費用(自己負担額)
- 横浜市健康診査:
- 無料
- 無料
- 特定健康診査(40-74歳の国保の方、社保の被扶養者の方):
- 国保の方:無料
- 社保の方(被扶養者):受診券に記載がある自己負担額
- 大腸がん検診:
- 無料
- 無料
- 前立腺がん検診:
- 1,000円
- 1,000円
- 肝炎ウイルス検査:
- 無料
最後に
ご自身の健康状態に関して定期的に確認できる重要な検査です。
年に一度の機会を利用し、ご自身の健康管理に役立てるようにしましょう。
また、受診券の期限が近付く、年末から年度末になると受診される方が増えることに加え、冬季は感染症の患者さんが増え、受診者数が増えてきます。そのため、早い時期に受診頂くことを推奨しております。