• 1月 19, 2024
  • 3月 4, 2024

花粉症|つらい症状が出る前に治療を!

花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉に対するアレルギー反応で、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状を引き起こします。
花粉症は、日本では約2500万人が罹患していると言われており、春先に特にひどくなる方が多いです。
花粉症は症状が出始めてから治療を開始するよりも、花粉が本格的に飛び始める前から治療を開始する方が効果的と言われています。

今回は、花粉症の治療法や予防方法について紹介します。


診断


花粉症の診断は、主に症状や問診から行われますが、血液検査や皮膚テストなどでアレルゲンを特定することもできます。

症状


花粉症の症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみや充血などがあり、原因は、主にスギやヒノキなどの植物の花粉のことが多いですが、他にもイネ科植物やカモガヤなどの花粉が原因となることもあります。
花粉症症状は、花粉が鼻や目の粘膜に触れると、免疫システムが過剰に反応して、ヒスタミンなどの物質を放出されることで、炎症やかゆみを引き起こします。

主な症状 ・鼻の症状:くしゃみ、さらさらした鼻水、鼻づまり
 ・目の症状:目がかゆい、ゴロゴロする、涙が出る
 ・皮膚の症状:肌がかゆい、赤く腫れている
 ・のどの症状:のどの違和感、咳が出る、口が渇く

治療


現在、花粉症の治療には、薬物療法、アレルゲン免疫療法、手術療法がありますが、治療の中心となるのは、飲み薬、点鼻薬、目薬による薬物療法です。
症状が出始めてから治療を開始するよりも、花粉が本格的に飛び始める前から治療を開始する(初期療法)方が効果的と言われています。
また花粉に触れる機会を減らすといった、予防方法を併用することも大切です。

初期療法

花粉が飛び始める少し前くらいから治療を開始することが初期療法と言います。
早く治療を開始することで、症状が現れるのを遅らせたり、症状を軽くしたり、症状が治まるのを早めたりすることができます。

治療薬

治療薬特徴
抗ヒスタミン薬主にくしゃみ、鼻水の症状に使用 鼻づまりにもある程度効果がある 眠気や口の渇きが少ないのが特徴 薬の効き目が長く、続けて使用することで
効果が長続きする
抗ロイコトリエン薬鼻の粘膜の腫れや炎症を改善するお薬で、
主に鼻詰まりの症状に使われる くしゃみ・鼻水にもある程度効果がある 効果が十分にあらわれるまで時間がかかる
鼻噴霧用ステロイド薬鼻粘膜に直接噴霧する薬で、くしゃみ・鼻水・
鼻づまりの症状に使用 効果が現れるまでが早く、連日の使用で
効果が長持ちする。 噴霧した部分に軽い痛みを感じる場合がある
点眼薬目のかゆみや、角膜の傷(擦って損傷など)などに使用 抗ヒスタミン薬やステロイド薬の点眼薬を使用 かゆみが治まらない場合や、角膜の損傷がある場合にステロイド薬を使用

アレルゲン免疫療法

免疫療法は、花粉に対するアレルギー反応を減らすことを目的とした治療です。免疫療法では、自分がアレルギーを持つ花粉の抽出液を皮下注射や舌下滴下などの方法で体内に入れていきます。これにより、体が花粉に慣れてアレルギー反応が弱まるという仕組みです。免疫療法は、長期間(数年)かけて行う必要がありますが、花粉症の根本的な改善が期待できます。

予防方法


花粉症の症状を抑える予防方法としては、花粉を除去することになります。

具体的な方法としては、以下の方法になります。

– 花粉飛散情報をチェックして、外出時にマスクやメガネを着用、花粉が付きにくい服を着る。

– 外出後は、手洗い・うがい・洗顔に加え、鼻をかみ、花粉を洗い流す。

– 室内では空気清浄機や加湿器を使って、空気中の花粉を除去する。

– 洗濯物は室内で干すか、乾燥機を使う。

– 髪や衣服に付着した花粉を落とすために、シャワーや洗濯をこまめに行う。

花粉症は辛い病気ですが、早めに治療を開始して、症状を抑えることができます。
また治療に加えて、適切な予防方法を行うことで、少しでも症状を抑えられるかもしれません。
適切な治療と予防方法で花粉症の季節を乗り切りましょう。

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