小児外科について
小児外科というとお子さんの手術を想像される方や、何を診てくれるのか疑問に思われる方もいると思います。一般的には手術や処置が必要な病気を診る科ですが、当クリニックの小児外科では日常生活で生じる様々な怪我に対する応急処置、その後の経過観察をさせて頂きます。
お子さんは成長のどの過程でも日常的に怪我をしてしまう危険があります。やけど、擦り傷、切り傷、刺し傷、打撲、虫刺され、など様々な怪我があると思います。
処置をしなくても自然に治ってしまう怪我もありますが、怪我から感染症を起こしたり、血が止まらなかったり、痛みが強かったり、など処置が必要な怪我もあります。
また、特に小さなお子さんは転んだ際に頭をぶつけてしまう可能性が高いです。転んで頭をぶつけても笑顔でまた遊んでいれば問題ないことが多いですが、泣き止まなかったり、気持ち悪くて吐いてしまったり、意識が悪くなってしまったり、などの症状を認める際は危険な状態が隠れている可能性があります。
お子さんは怪我や痛みについて、うまく伝えられない時があります。どんな些細な怪我でも保護者の方が心配だったり、疑問に思ったりすることがございましたら、遠慮なく当クリニックにご相談下さい。診察や処置をさせて頂き、更なる専門的な検査や治療が必要と判断した場合には、各専門の医療機関をご紹介させて頂きますのでご安心下さい。
この様な場合は
当クリニックをご受診下さい
- 転んで頭をぶつけて心配
- 高い所から落ちて心配
- 熱いお湯やスープなどで火傷をしてしまった
- ハサミやカッターなどの刃物で手や指を切ってしまった
- 飼い犬や飼い猫などの動物に噛まれてしまった、引っ掻かれてしまった
- 蜂やダニ、ムカデなどの虫に刺されてしまった
- 転んでぶつけた所の痛みが強い、擦り傷ができた、切れて血が止まらない